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行ってきました。

コジュカル

バレエ師匠、M先生とともに。場所は五反田ゆーぽーと。

コジュカル見るのは、世界バレエフェス以来だな~。
ちっこくて、可愛い人だけど、
バレエテクニック、見せ方、全てにおいての神業の人だよ。
コジュカル嫌いって人には、いまだかつて会ったことないしね。

出演 アリーナ・コジュカル ローレン・カスパートソン 
ロベルタ・マルケス 
ヨハン・コボー スティーブン・マックレー 
ワディム・ムンタギロフ セルゲイ・ポレーニン

演目 一部
   ラリナ・ワルツ
   ゼンツァーノの花祭り
   眠れる森の美女より、ローズアダージオ 
   チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ
   レリュタン 

   二部
   エチュード

ローズアダージオ、めちゃくちゃすごかったです。
ポアントのバランス、永遠に立ってられるんじゃないの?
って感じ。
前から不思議に思ってたんだけど、
コジュカルのトウシューズって、変な形なんだよね。
トウと床の接地面が、まっ平で妙。
M先生に聞いたところ、わざとこういう形に自分で細工してるんだって。
バレリーナってかかとをとっちゃったり、靴底削ったり
自分でトウシューズを変形させるけど、
コジュカル方式は、どんなメリットがあるんだろう?
シューズだけ見ると、ちょっとブサイクね。
素晴らしいローズアダージオだったけど、
男性の衣装がちょっと残念ね。
会社帰りに一杯やってるサラリーマンみたいな服装でした。

一部の最後のレ・リュタンは、コボーのオリジナルみたいだけど、
コジュカルの可愛らしさがよく出てて、楽しい演目でした。
さすが、長年のパートナー。
あれ?コボーとコジュカルって結婚したんだっけ?

2部は、東京バレエ団のオリジナル(?)
これも圧巻でした。
「これぞ、コールドバレエ!!!」って感じ。
もちろんエトワールのコジュカルも素晴らしかったけど、
東京バレエ団は、コールド上手いよね。
衣装は地味目だったけど、それが余計、踊りの上手さを引き出して、
これ、DVD買っちゃおうかなって思っちゃったよ。

一部の休憩時間に、ブログ友達のしまじろうさんにお会いしました。
行きの電車の中で、「ひょっとしてしまじろうさん行ってるかな?」
って思ってメールしてみたところ、ビンゴ!!
しまじろうさん、あいかわらず、美しいね、可愛いね。
同じ女なのに、どうしてこんなに違うのだろう・・・
そっと鏡を見て、涙を流す私。

終演後は、例によって、大船まで戻って、
M先生の旦那さんのKちゃんと、うちの夫を呼び出して、
ディープ飲み。
今回は、食べ放題、飲み放題3時間のコース。
M先生とKちゃんは、痩せてるのに、尋常じゃなく食う。
どんどん注文して、掃除機で吸い取るように、胃の中に納めていく。
この燃費の悪い二人と一緒だったら、食べ放題でも元がとれますね。
しかし、つられて私まで食べ過ぎました。
まったくさ~、一昨日からトマトジュースダイエット始めたのにさ~。
トマトジュースダイエット・・・トマトジュースをがぶ飲みするだけ。
痩せるわけないじゃんっと思いつつ、
またしても情報に踊らされる私。
豆乳ダイエット、納豆ダイエットに続き、
トマトジュースを大量購入する私。
自分でも、アホだと思うわ・・・

昨日11月27日は、JRTCJのファンデイでした。

なんと、ファンデイ1年半ぶりだよ。
昨年の秋のファンデイは、天候不良で中止。
春のファンデイは3.11の大震災で、それどころじゃなくて中止。
こうも中止が続くと、役員の方々、返金作業が大変だったろうな・・・
お疲れ様です。

さて、一年半ぶりの秋ヶ瀬公園、お天気も良く、
絶好のレース日和。
犬達も張り切ってました。

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HANAKO軍団。あれ?KIKIは?
・・・大量ジャックが怖くて、よそのお宅のクレートの中で震えてました。
KIKIよ・・あなたもジャックだということに、早く気が付いて!

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カービン、レミー親子。レミー、ちょっと見ない間に、成犬になったの~。
(性格はパピーっぽいけど。)

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茨城からマリンちゃん一家。遠くからお疲れ様でした。

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我が家の3アホ。

今回は参加犬数が例年より少なかったけど、
それでも、うじゃうじゃジャック、うるせぇうるせぇ。
全頭、ずっと吠えっぱなし!腹筋強いのね。


今回、我が家のなっちゃんは、レースエントリーしませんでした。
毎回、あまりのへたれっぷりにエントリフィーが無駄という結論に達したのでした。


レース前
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花子、ハイテンションです。いいですね~。
動けるデブ、花子は、我が家の期待の星です。
・・・太郎、テンション低すぎ・・びびりすぎ・・・

花子練習走行
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いいです!ってさ~、どれが花子か速過ぎてわからん。

花子予選
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いいですね~、って、再びどれが花子だかわからんが、
とにかく予選は楽々突破。

さて太郎の予選
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いや~、このくらいのろくて目立ってくれると、
撮影するほうも、しがいがあるってもんよ。
ほんと、飼い主孝行だな~。
ってさ、いつもの元気はどこ行ったんじゃい!!
しゃきっとせえ!

今回は、楽しい横須賀の仲間達の一人、スキナミのスキップとナミも参加。

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ナミちゃん、はじめてなのに。物怖じしないいでさすが!
太郎よりよっぽど肝がすわってるよ。

トトロの雄姿[広告] VPS

毎回、笑わせてもらってます。
後ろ向きスタートにはじまり、後ろ向きで固まる。
さすが、Mr.後ろ向き。


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いつも変な顔ばっかりしてるのに、
カメラを向けると、アイドルポーズ。
よ!Mr.後ろ向き!


その後、順調に勝ち抜いて花子、3位入賞しました。パンパカパーン

お昼休憩という名の酒盛りをはさみ、
午後からは、レトリーブ大会。

午前中、人々の羨望の的だった花子、すっかりへたれ。
花子、ボール、まったく興味なし。
投げたって、知らんぷり。ま、わかってたけどさ。
太郎となっちゃんは、すごいよ。
なっちゃんなんてジャンピングキャッチだからね。
太郎となっちゃんは、入賞を果たし、
3頭とも、何かしら結果を出せた一日でした。

思ったけどさ、うちの犬達って、
勉強できないけど、運動会だけは張り切る小学生みたいだな。
ちなみに私は、勉強も運動もできなかったけど、
学級会だけは張り切る、そんな小学生でした。
夕方、「ピンポ~ン」てチャイムの音。
モニターで見たら、見ず知らずの母子の姿・・・
あ・・・犬がうるさいって苦情か・・とっさに思った。
私の不徳の致すかぎりで、
うちの犬達(主に太郎)うるさいからね・・・・
匿名で、苦情のお手紙を頂いたことあるし。
でも、苦情をちゃんと対面で言って頂けるのは、
有難いことと思いつつ、外に出てみると・・・


「申し訳ありません・・・子供がお宅様にいたずらをしてしまいました。」
って、平身低頭なお母さん。

聞けば我が家の入り口の花壇におしっこしちゃったんだって。

え?そんなことなんで謝りに来るの?
そこには、毎日太郎もおしっこしてるし・・・

ま、その旨伝えたんだけど、
お母さんは、それはとても悪いことって認識はぬぐえないみたい。

幼稚園生の息子ちゃんに、「ちゃんと謝りなさい!」ってきつい口調。
謝ってる息子ちゃんに、ちょっと熱いものが込み上げてきちゃって、
「謝りに来てくれてありがとね。おばちゃん、嬉しいよ。」
って言っちゃった・・・
そしたらさ、その子、ホロホロ泣き出しちゃってさ・・・
もう、可愛さ全開。
たぶん、緊張してたんだね。
突拍子もなく許されたんで、気が緩んで涙出ちゃったね。

私さ、謝りに来てくれたその親子なんだか、愛しくて愛しくて・・・
菓子折り持ってきてくれてたんだけど、丁寧に辞退した。
だってさ、涙ながらに「ごめんなさい・・・」って謝ってる幼稚園児・・
その姿に、普段デビルな私の心だって洗われちゃうじゃん。

黙ってりゃわからない、幼稚園児の立ちしょん、
それをわざわざ、菓子折り持って謝りに来る若いお母さん・・・
なんか感動でした。

子供の躾に無関心・・無関心なだけならいいけど、
自分のことだけに一生懸命な母親が多すぎると、
ちょっと、苦言を呈したくなっちゃうおばちゃんな私だけど、
私の前で、懇々と子供に説教してるその母親に、
頼もしさと愛おしさを覚えた一瞬でした。
でもさ、昭和のお母ちゃん達は皆そうだったような気がする。
お若い彼女に、昭和が見えたよ。

そう!どんなに幼くても、自分のやったことには、
自分で落とし前つけなきゃね。

その母息子に、清々しさを覚えるとともに、
泣きじゃくる息子さんに、私まで母性を思い出した一瞬でした。
幼稚園生・・・可愛い~~~~!

自分の娘は、おばさん化(ん?おじさん化?)してるからね。(汗)
2011年、11月11日(金)1並びの記念すべき良き日(?)に、
バレエ師匠M先生と、ベリーダンサーミカミカと、
日帰りバスツアーに行ってきました。

当日は、あいにくの雨。
集合は早朝。
早朝にいたって弱いM先生は、かなりのローテンション。
そんな彼女とは正反対に朝っぱらからハイテンションの私。
ミカミカはいつも中立。
なんて、バランスのとれた私達。

向かうは、茨城県、袋田の滝、月待ちの滝。
雨にけぶるロマンチックな滝見学・・・熟女の私達にはぴったりの旅だ。

しかし、バスに乗ってる人々は、私達よりもっと熟していた・・・
私達はまだ若造だった・・・まだ青かった・・・
そして、皆さん、とても静か・・・
大声で爆笑する私の声だけが、車内にこだましていた。

バスが最初に到着したのは、大洗海岸の市場内の回転寿司。
食べ放題だよ~ん。
私達にはバレエ界のギャル曽根、M先生がいるからね~。
元を取るのは楽勝だ。(この場合の元とは、何貫を指すのかは不明だが。)


寿司食い放題
失敗した・・・寒いのに無理やりビール飲んだら、寿司が入っていかない。
バレエ界のギャル曽根も、今回は根性がない。
無念だ・・・寿司の味もイマイチだった・・・返す返す無念だ。

気を取り直して、市場見学。

昼になってきて、徐々にテンションがアップしてきたM先生、
練り物コーナーで、一人遊び。


ハンドバッグ
「バッグよ~。」っと言って、練り物で遊ぶバレエ講師。

おっぱい
「おっぱいよ~。」っと言って、練り物で遊ぶバレエ講師。

そして、いきなり鮮魚コーナーで、
「あ、Yちゃん(私のこと。)がいるよ~~~!」って大喜びのバレエ講師。


いさき
似てるのか????わからん。
でも、こんなに喜んでもらえたら、陳列されてるこの「いさきさん」も、
死んで悔いなしだろう・・・

大盛りあがりの市場を後に、次は「かねふくめんたい工場」見学へ。

なぜだ?なぜ茨城でめんたい工場見学だ?
ツアー会社の大人の事情ね。でも、意外と楽しかった。

明太工場
小学生の団体にまじって、めんたいこ製作工程を見学。
めんたいこって、ほとんど手作業で作ってるのね。
勉強になったよ。

さて、次は、メインの観光、「袋田の滝」へ。

滝へは長~いトンネルを通って行きます。

トンネル
トンネルではしゃぐ、バレエ講師とベリーダンサー。

袋田の滝、来たの2回目だけど、あっかんですな~。
袋田の滝
私もこういうところで、滝に打たれて荒行したら、
もうちょっとまともな人間になるかも。


そして、袋田の滝から、今度は「月待ちの滝」へ。
この滝の名前の由来は、昔、なかなか妊娠しないこの地域の女性達が、
この場所で月に「子宝」を願って祈りを捧げたことからこの名前がついたそうな。
別名、子宝の滝なんだって。
私達プチ熟女は、「え、妊娠しちゃってりして。」とか
「あ、妊娠したみたい・・・」っと言って、
寿司で膨れた腹を触ったり(by私)しながら、滝へ。

月待ちの滝
滝は小さいけれど、マイナスイオンたっぷりで、気持ちの良い場所。
こういう場所へ行って、心身ともにリラックスして、妊娠しやすい体を整えるっていう
先人の知恵だったんだろうな。

滝裏の熟女
滝裏で、身を清めるバレエ講師とベリーダンサー。
妊娠したかな?

マイナスイオンで、身を清められてしまったプチ熟女達、
バスに戻って、さっそく、毒を注入・・・

びーる

途中、こんにゃく関所というこんにゃく屋さんに寄って、帰路へ。
こんにゃく、めちゃくちゃ美味いよ。
茨城へおいでの際は、是非こんにゃく関所さんへお立ち寄りください。
・・・と宣伝したところで、私にバックマージンが一銭も入らないのは、
真に残念な話だ。

夜に向かって、細胞が活性化され、ますますテンションアップした私達。
ビールから日本酒へと移行し、宴もたけなわ。
気が付くと私達の席の周りの人々は、
皆、別の席へ大移動していた・・・うるさかったのね・・・
ごめんなさい。

そんな大迷惑な私達に、座席シートまでが怒っている。

ブスってよ~。
「あんた達、ブス!!!」て言われてるようで、
ほんと、気分が悪いぜ。悪かったな、ブスで!!!

渋滞で、藤沢到着はかなり遅れたが、
楽しかった旅を見守ってくださった、
添乗員さんとドライバーさんに感謝の気持ちを伝え、
私達は、帰宅・・・
・・・なわけないじゃん。

また、藤沢で、ひと盛り上がり、ワイン飲み放題して、
ヘロヘロになってから、それぞれ家族の待つ自宅へ帰っていきました。

あ~あ、面白かった。
次は、どこへ行こうかな。
2011.11.08 追悼 S先生
10年以上お世話になった、皮膚科医師S先生がお亡くなりになりました。

この先生、けっこう毒男だったんだよね。
私の背中を見て、
「僕の田舎のあぜ道に、カエルが干からびて死んでるけど、
その死んだカエルにそっくりな肌。」とかさ、
「渇水した田んぼみたいな肌。」
と、毒っけたっぷりの感想を言ってくれたっけ。
でも、ちゃんと相手を見て、毒吐いてた。
だって、老人とか、子供には優しい口調だったもん。

以前、ちょっと他の皮膚科に浮気心で(?)通ってた時期があるんだけど、
症状が悪化しちゃったんだよね。
やっぱりS先生じゃなきゃダメだ・・・って思ったけど、
他のクリニックに行って、悪化したから戻ってきましたって、
感じ悪いよね、S先生怒るかな?って、びくびくしたんだけど、
先生「あ~あ、こりゃひどい。辛かっただろ?かゆかっただろ?
痛いだろ?」って優しい言葉。
弱ってる人間にはけして毒を吐かない。
同じ毒吐き人間としては、S先生のスタンスは学ぶべき所がたくさんあった。

S先生のクリニックの待合室には、
子供用の絵本の隣に、オカルトの本がたくさん並んでいた。
心霊写真の本、漫画、小説、まるで幽霊本の図書館のようだった。
好きなのね~、先生。私も好きよ、オカルト。
混んでる待合室で、「うしろの百太郎」を全巻読んだ。
稲川淳二の本も読んだ。楽しかった・・・

娘もニキビができた時、薬をいただいた。
私が、「私もニキビができたら、この薬塗っていい?」
っと聞いたところ、「あんたは、ニキビじゃなくて、吹き出物!」
と諭された。

そんな先生、ここ2年位、体調がすぐれず、
休診することしばしば・・・・
お会いするたびにお痩せになって、髪が薄くなっていく・・・
診察が終わって、先生が「お大事に。」て言ってくれたから、
「先生こそ、お大事にね。」って言ったら笑ってた。
・・・それが、最後の診察だった。

間もなく、閉院した。

そして、昨日、先生が亡くなったことを知りました。
ほんとに、残念で、涙が出ました。

S先生へ
アトピー患者には辛い季節、
乾燥の秋、冬がやってきました。
先生が、亡くなってしまったので、
近所の内科で、薬だけ出してもらってます。
でも、そのクリニックでは、皮膚の相談もできないし、
夫の悪口や、日々の愚痴を聞いてもらうこともできません。
私にとっては、とても不便です。
先生は、お話するのもお話を聞くのもお好きでしたから、
ただでさえ混んでる先生のクリニックは、
いつも、待ってる患者さんでいっぱいでしたね。

更年期突入の私は、皮膚の状態がまた変わってくることでしょう。
そういう相談しにくいことでも、先生なら、
「なんだ~、更年期か~。あなたもババアになってきたってことだ。」
っと明るく受け取ってくれたことでしょう。

先生を失って、私は大打撃を受けています。
でも、お辛いお体の中、ほんとに親身になってくださって、
ありがとうございました。
ゆっくりとお休みください。

心から、ご冥福をお祈りいたします。