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2011.11.08 追悼 S先生
10年以上お世話になった、皮膚科医師S先生がお亡くなりになりました。

この先生、けっこう毒男だったんだよね。
私の背中を見て、
「僕の田舎のあぜ道に、カエルが干からびて死んでるけど、
その死んだカエルにそっくりな肌。」とかさ、
「渇水した田んぼみたいな肌。」
と、毒っけたっぷりの感想を言ってくれたっけ。
でも、ちゃんと相手を見て、毒吐いてた。
だって、老人とか、子供には優しい口調だったもん。

以前、ちょっと他の皮膚科に浮気心で(?)通ってた時期があるんだけど、
症状が悪化しちゃったんだよね。
やっぱりS先生じゃなきゃダメだ・・・って思ったけど、
他のクリニックに行って、悪化したから戻ってきましたって、
感じ悪いよね、S先生怒るかな?って、びくびくしたんだけど、
先生「あ~あ、こりゃひどい。辛かっただろ?かゆかっただろ?
痛いだろ?」って優しい言葉。
弱ってる人間にはけして毒を吐かない。
同じ毒吐き人間としては、S先生のスタンスは学ぶべき所がたくさんあった。

S先生のクリニックの待合室には、
子供用の絵本の隣に、オカルトの本がたくさん並んでいた。
心霊写真の本、漫画、小説、まるで幽霊本の図書館のようだった。
好きなのね~、先生。私も好きよ、オカルト。
混んでる待合室で、「うしろの百太郎」を全巻読んだ。
稲川淳二の本も読んだ。楽しかった・・・

娘もニキビができた時、薬をいただいた。
私が、「私もニキビができたら、この薬塗っていい?」
っと聞いたところ、「あんたは、ニキビじゃなくて、吹き出物!」
と諭された。

そんな先生、ここ2年位、体調がすぐれず、
休診することしばしば・・・・
お会いするたびにお痩せになって、髪が薄くなっていく・・・
診察が終わって、先生が「お大事に。」て言ってくれたから、
「先生こそ、お大事にね。」って言ったら笑ってた。
・・・それが、最後の診察だった。

間もなく、閉院した。

そして、昨日、先生が亡くなったことを知りました。
ほんとに、残念で、涙が出ました。

S先生へ
アトピー患者には辛い季節、
乾燥の秋、冬がやってきました。
先生が、亡くなってしまったので、
近所の内科で、薬だけ出してもらってます。
でも、そのクリニックでは、皮膚の相談もできないし、
夫の悪口や、日々の愚痴を聞いてもらうこともできません。
私にとっては、とても不便です。
先生は、お話するのもお話を聞くのもお好きでしたから、
ただでさえ混んでる先生のクリニックは、
いつも、待ってる患者さんでいっぱいでしたね。

更年期突入の私は、皮膚の状態がまた変わってくることでしょう。
そういう相談しにくいことでも、先生なら、
「なんだ~、更年期か~。あなたもババアになってきたってことだ。」
っと明るく受け取ってくれたことでしょう。

先生を失って、私は大打撃を受けています。
でも、お辛いお体の中、ほんとに親身になってくださって、
ありがとうございました。
ゆっくりとお休みください。

心から、ご冥福をお祈りいたします。
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